2010-07-08

売れない作品を作り




ラスコーとか、絵巻とか、起源を探すことで、
そこから、始まった事になってるけど、

ほんとか?
いいのか?

まあ、よくある原点回帰だけど。
その原点を、こっち(今)の都合で決めていいのかな。

なぜ、今を納得させるために、
出自を過去に求めるのだろう。
問題は「今」なのに。

どうせ、自分の都合の良い事例しか、集めないのに。


後、

起源が一つとは、限らないよね。
現に、今の日本のアートは。

技術とか、ルールは西洋だけど、
精神は中国だよね。

作家がお金に対して罪悪感持ってたりするのは、
文人画の流れです。

金はあるから、好きな絵を描く、さらに、
差別意識あるから、職業画家を非難する。
技術よりも、精神性だ!と、ね。

これね、ほぼ千年さかのぼれます!

でもこれ、
プロパガンダだから、画商が文人画が高く売るための。



今は、本末転倒になって、

不器用をカッコイイと思い、
売れない作品を作り、プライドだけ高い人(俺)をさす。



自分をフォーローしますと、
やってる事(方向性)は、文人画と浮世絵。

たまたま、それは、日本画誕生の際に、里子に出された。

私にとって、これは弱みであり、強み。
君は文人じゃないから、ただの落書き。」は根強くあります。


理想の作品は、一茶の掛け軸。
絵も書も巧くない、けど、自由そして、内容(俳句)は抜群。
なので、

「美」の量産が可能!

ただ、写楽とか、良寛の線は技術を超越した自由がある。
そこにも、引かれる。

そうか、いいかげん、目を覚まして、プロに成れってことか。

相変わらず、言ってる事が飛び散ってるな。
飛び散ってっては駄目なのかなあ。


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